コマちゃんのこと

ブログに書くのが遅れてしまいましたが、セキセイインコのコマちゃんが亡くなりました。
コマちゃんのことを思い返そうと思います。

コマちゃんは、もともと迷子のインコでした。渋谷の国連大学の脇の植え込みの中にいるのを私の知り合いが発見し、私が保護しました。
その時点で指や爪がもげてしまっていたり、お腹をすかせていて、可哀想な状態でした。
警戒心がとても強く、普通の荒鳥以上に人を怖がるコでした。それは飼い続けてからもそれほど和らぐことはありませんでした。
なので、私はなるべくコマちゃんには怖い思いをさせたくないと思いながら世話をして来ました。写真も、他のコ以上に嫌がるので普段からあまり撮れませんでした。何だか腫れ物に触るような感じで必要最低限のことをして、あとは声掛けを時々したりするくらいしかしてあげられませんでした。
どういう経緯であの場に至ったのか分かりませんが、とにかく今までとても怖い思いをして来たのだろうと、それだけは確信しました。そう思うと、本当に可愛そうでした。

そんなコマちゃんが今年の3月頃から、吐き戻しをするようになりました。
病院で検査をすると、胃炎だろうということで治療を続け、一時は完治となり通院も終わりました。
が、それからしばらくして再発してしまい、薬の成分を変えつつ様子を見ながら通院が続きました。その度に手や人間を怖がって嫌がって暴れるコマちゃんを捕まえて、電車に揺られて(また車内で騒ぐんですこれが…。)先生に診てもらうことが、正直辛かったです。

胃炎や胃潰瘍ではなく、結果的には恐らく診断の最初に言われた胃ガンだったのではと思います。
ポリープができないガンなので、生きている間には判断できないのだそうです。だから、そう言う可能性もありますよ、という話でした。
薬も個体によって効く効かないがあるので、数週間試しては結果をみて、変えたり続けたり、という感じでした。胃潰瘍や胃炎なら治ったかも知れませんが、完治はできませんでした。

コマちゃんの一生を思うと、何とも言えない気持ちになります。
少しでも心が落ち着いて楽しいと思える時間があったでしょうか。それが一時でもあったのなら、良かったねと思える気がしますが。
ヨーロッパ十姉妹のメイちゃんの時もそうしたように、遺体は自宅の植木鉢に埋葬しました。

コマちゃんはきれいな黄色と黄緑のインコだったので、いつもいた場所は彩りが失われ、寂しさが増します。
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by a-becco | 2011-12-15 00:00 | 黄色
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