クロちゃんが星になった夜

12月10日、夕方に十姉妹たちのカゴの掃除を始めました。
他のカゴの餌を新しくしていると、いつもクロは自分の所まだかなーと私を目で追ってそわそわしていました。
今日は同居のツブコしか出て来てないな…クロは見てないのかな…さぁ、クロのカゴの番だ…と見てみると、 つぼ巣の中で眠ったままの格好で動かなくなっているクロがいました。
体調が心配な様子などが全く見られなかったため、これっぽっちも心配しておらず、思い返しても前日も何の変わりもなかったという認識しかありませんでした。本当に、前日の夜、ご飯を食べて巣に入って眠って、そのまま永眠してしまったのだと思います。朝、ちゃんと見れば良かったのですが、前述のように特に心配なこともなかったので全く気にしていませんでした…。

クロちゃんは手乗りのニコの父親です。もともとうちで生まれた鳥でクロちゃんの親は両方同時に小鳥屋さんで購入して来た鳥で、そこから私の子供の時以来の第二の十姉妹ライフが始まったのでした。

途中、数年間は祖母の家で父親鳥と兄弟と暮らしていました。やがてクロちゃんだけになり祖母も高齢で世話が大変になったため、再びうちで飼い始めました。
そして新たに迎えたメスのピンちゃんをお嫁さんにして、ニコが誕生しました。
ピンちゃんはその後、別の十姉妹とつがいにしたので、クロはツブコと2羽暮らしでした。
(けれどそう落ち着くまでは、ヨーロッパジュウシマツと一緒にしてみたり…もっと大所帯の中に入れたこともありましたが、何故かクロちゃん1羽だけがいじめられたり、いろいろありました。十姉妹の相性も奥が深いなぁと知った出来事。)

クロはもうすぐ、記録が正しければこの12月が満9歳のお誕生日でした。荒の十姉妹にしては、他のコ達と違って人に慣れていて、手を入れてもあまり怖がらなかったり高齢なのに食欲がすごかったりと、14羽いる十姉妹の中でも正直とりわけ思い入れがある鳥です。私の最愛のオカメインコがいた頃と飼っていた時期が被る唯一存命の最年長の鳥でもあり、キョルさんよりも先輩でした。足を怪我してしまった時は、壊死する危険もあってそのまま弱って行ってしまうかと心配でしたが、指が欠けることもなく完全復活しました。
やっぱり十姉妹と一口で言ってもさえずりはそれぞれ違うのですが、クロの歌声、大好きでした。
ここに今年録画していた姿があります。最近まで歌って踊っていました。
a0086994_3323135.png

歌う十姉妹

↑youtubeで再生されます

クロは、寿命を生ききったのだと思います。病気になって苦しそうに亡くなってしまうコも過去にはいましたが、クロのその姿を見た時に、私は本当に天寿を全うして眠りについたんだなと感じました。静かに、そっと。
みんな大事な鳥達ではありますが、クロは中でも特別でした。ここに書き切れない小さな、でも大切な日々の思い出たち。クロのことは絶対に忘れません。

最期に立ち会えなかったのは残念な気もするけど、元気で長生きで、いなくなる日のことを考えて悲しくなる時間も与えず、気付いたらスッと旅に出ていた…そんな感じです。見事でした。


長文で感情に任せたまとまりも全くない文章、いつものことですが、今回も酷いです。でもクロが星になったその夜に、何か文章で残しておきたい…と思ったので、自分のために、クロに捧げたいために、書きました。
[PR]
by a-becco | 2013-12-10 00:00 | 十姉妹
<< クロの写真 甘え鳥なのに >>