小鳥の酸素室@自宅について 


ここ最近、このブログのアクセス解析を見ていると、今まで見なかった言葉が上位に来るようになりました。
と言っても、もともと読んで下さっている方が少ないブログですので、そんなに多くの人数ではないのですが、そのキーワードは「自宅で小鳥の酸素室」です。
最初にこの言葉がランクに入った時より今の方がまた少しだけですが上に来ました。
自宅で酸素濃縮器を使った看病が必要な鳥とその飼い主さんが、やっぱり少なからずいらっしゃるんだなと実感しました。
私もいざ必要になった時は、ネットでいろいろ調べました。ですから、今こうして得た個人的経験を、具体例としてもう少し開示し、今後情報が必要な人に少しでも参考になればと思い、改めて書くことにしました。
以前からこのブログを読んで下さっている方々には、新しい内容ではないので、すみません。



※あくまでも、個人的な実体験を書くだけですので、一例として参考までに。※

まず、うちの場合は生後1ヶ月の手乗りジュウシマツで、巣立ち後にパクパクと開口呼吸が始まり、肺炎と診断され、一定の酸素を供給していないとチアノーゼが出て危険な状態になってしまうという病状でした。
肺炎が治まった後も、気道に何か障害が残ってしまったのか開口呼吸を続けてしまっている状態でした。
そんなこんなで入院治療をしていましたが、開口呼吸が一向に改善されないというお話だったので、家で面倒を見ようと決意し、環境を整えることにしました。

私がレンタルで借りた業者さんは(株)ユニコムです。
http://www.unicom-co.jp/
こちらのペットにも人間にも使える酸素濃縮器をお借りしました。
私のケースは、初期費用6,000円、レンタル料10,000円/月でした。
初期費用の中に、メンテナンス料や往復の送料が含まれていて、これは文字通り初めの1回だけ必要です。そして一ヶ月ごとに契約更新しレンタル料を払います。電話で訊くと、ちゃんとペットに適したものを手配してくれます。(ウェブサイトに載っていない機種もありました。)
管理費なども含め、搬入、搬出の送料が合計6,000円というのは良心的だと思います。
(地域の差があるかも知れないので確認した方が良いと思います。)
また、日割りではないのですが、月々のレンタル料も私が調べた中では高くはありませんでした。
別の会社の製品で、値段は同じくらいのものもあったのですが、全部レンタル中でした。

電話の問い合わせの時に必要な酸素濃度を伝えていたので、設定して送ってくれました。
24h連続稼働することが絶対だったので、それも念のため確認しました。


2月のエントリーで載せた図説と写真を再掲載します。
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(↑カメラのデータ整理により見つかった、器械も写ってた写真・見つかって良かった)


酸素濃縮器のみのレンタルでしたので、このような感じでガラスの水槽を用意し、レンタルされたチューブをその中に入れて、酸素を送りました。
酸素濃度はうちの場合は通常の30パーセント増しの状態にする必要があったのですが、病院の先生によると、うまく水槽内で気流が循環しないと、逆に濃度が高くなり過ぎることがあるので注意とのことでした。
この点はちょっと不安だったのですが、普通のタオルを2枚か3枚ほど水槽の上にかぶせておいたら上手く抜けてくれたようで、大丈夫でした。

人間でも使えるものなので、鳥にとってはかなり大量の酸素が送り込まれます。稼働中の音も、結構響きます。ダースベイダーが大きな呼吸しているような感じで、うちではこの機械のことをベイダーと呼んでいました^^;
ペットヒーターも使っていたので、中が相当乾燥します。なので保湿のために図のように飲めないように工夫した水入れの容器を入れておかないといけません。
もちろん飲み水は別に入れます。餌も入れます。粟穂、青菜、ハコベなども与えていました。


機械自体も決して小さいとは言い切れないサイズで、そこそこ重いです。レンタルされた機種にもよるとは思いますが。
それから、消費電力です。うちが使ったものは450Wありました。
これを常時オンにしておかねばならないというのは、かなり電気を使うことになります。
レンタル代だけでなくこの辺りも留意しておいた方が良いかも知れないなと思いました。

毎日の掃除の際は、小鳥を小さなプラケースに移しました。
プラケースのフタを取って、代わりにラップで塞ぎ、穴をあけて酸素のチューブを入れました。
病院に行く際は、この要領で、酸素を充満させてから穴をテープで塞ぎ、移動しました。
私は病院までの道のりが片道1h弱なので、途中で携帯酸素スプレーを使って酸素を送り込んであげました。

上記のように、酸素スプレーは何本か買い溜めました。持続性はありませんが何もないよりは役立ちました。ちょうど地震の影響で計画停電の心配もあったため、電気に頼らず酸素を供給できるものを用意しておく必要もありました。

それと、タイマー30分がMAXなので、これまた完全に頼ることはできないのですが、酸素エアチャージャーも予備として買いました。
http://panasonic.jp/sanso/
こちらは今生産停止だったので、中古を探して安めに入手できたものです。
小さくて音も静か、送られる量も適度です。電力も50W程度。
これでも充分使えましたが、やはり延長ボタンを押さないと30分で自動的にオフになってしまうので、補助的に使う感じでした。逆を言えば、タイマーがなければこれはかなり優れものです。
もし短時間の酸素補給が必要という場合は、これが良いのではと思いました。


レンタルは、正直いつまで借り続けるのか、う〜〜ん…と悩みどころではありました。
必要な限りは借りようと考えていましたが、もし何ヶ月も借りるようなら、中古を買い上げた方が経済的には助かる場合もあるのでは……と。
先生に相談したらその時点では、「(この病状では)1年は持たないのでは…」というご意見だったので、とりあえずレンタルにしておきました。(それよりも、正直余命の予測自体がショックでした……自分できいておきながら…)

このようにして、自作の酸素室による看護を続けること約2ヶ月、処方されていた薬を飲ませていたお陰もあり、何とか無事に完治しました。完治するかどうかは本当に分からない所まで来ていましたが、でも信じて最善を尽くして本っ当に良かったと思いました。。
あと、うちの場合の結果論ですが、中古の濃縮器買い上げなくて良かった^^;;;

停電した時に備えて近所にある動物病院に酸素ボンベでの供給をお願いできるかも、念のため訊いたりしていました。掛かり付けの病院へは前述の通り1時間もかかってしまうので。



ジュウシマツのニコは、もう生後半年になります。元気いっぱいです。
このままずっと元気で過ごして欲しいなとこれを書いていて改めて思いました。

あんなに大変だったのに、私ものど元過ぎれば…状態で、早くもだんだん記憶があやふやになりかけて来ています。
こんなエントリーで果たして何かお役に立てるか分かりませんが、もし読まれた方にとって少しでも有意義な情報になればと願っています。

レンタルをしてくれる業者さんは、検索などすると複数ヒットします。
ちゃんとペットに特化したケースまでセットになっているものもありますし、飼い主さんがいろいろ見て検討されることが一番です。
小鳥もそれぞれ事情が違ってきますし、これが最適とは言い切れないので、本当に少しの参考にでもなれば幸いと思います。
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by a-becco | 2011-06-13 00:00 | その他 | Comments(5)
Commented at 2014-01-23 14:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by a-becco at 2014-01-25 01:49
上記非公開コメント投稿者さま
ありがとうございました。
お陰さまで、小鳥は今も元気にしています!
後ほどご連絡致します。よろしくお願い致します。
Commented by a-becco at 2014-01-29 01:57
追記:その後メールをお送りしてありますので、よろしくお願いします。
Commented at 2015-06-04 19:51 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by a-becco at 2015-06-06 06:29
↑非公開コメントですがお返事致します。

お返事が遅くなってしまいまして、すみません。
もうお家に連れて帰られた後かと思いますが、一応道中の対処など書きますね。
病院から自宅は、私の場合は電車で約1時間でしたので、定期的にスプレー缶に入った酸素を使いました。(キャリーに使ったのは、昆虫を飼う時のプラスチックケースで、上の面をラップなどで覆って、そこに小さな穴を空け、酸素を充満させる形です)
濃度に関しては病院でどうしたら良いか聞きまして、うちの場合30%濃くするようにとのことだったので、業者さん(ユニコムさん)に電話でそのように設定してもらったものを送って頂きました。

という感じなのですが、返事が遅くてお役に立てませんでしたね。申し訳ないです。うちの場合と鳥種も病状も違いますし、手探りの部分も多いかと思いますが、できる限り鳥さんの様子をよく見てあげて下さい。元気になることをお祈りしています。 もしまた何かありましたら、良かったら書き込みでも何でもどうぞ。本当に大変だと思いますが、応援しています。
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